インターネット創作文

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
281401   情報メディア学科 後期 2 2 谷川 冬二

授業の主題(テーマ)
インターネットに向けた英語コンテンツの発信能力を身に付けること。

授業の目標(講義概要)
英語で「詩」を書いてみましょう。ここで言う「詩」とは、比喩表現を特徴としたリズムミカルな文章のこと。欧米では、こうした「詩」が、お祈りや演説、あるいはキャッチコピーとして、日常生活でひんぱんに使われます。インターネットの世界では、限られた画面の中でインパクトのある表現が求められるので、「詩」の特長がより活きてきます。画像や(できれば、音)と組み合わせて、英語のメッセージを効果的に送る技術を身につけることが最終目標です。

授業計画
  1 絵本などから、リズミカルな表現とはなにか、比喩とは何かを分析。
  2 辞書、辞典の優良サイトと機械翻訳の効率的な方法の紹介。
  3 英文のリズムの作りかた。foot(詩脚)、meter(歩格)、rhyme(押韻)を説明。
  4 英語で写生。教室の外へ出て観察をもとに言葉を綴る練習。
  5 カプレット(対句となる二行)を書く。
  6 宗教歌、宗教詩に学ぶ。
  7 和歌、俳句に学ぶ。
  8 クラスで合評会。

1から8までの内容は順不同、かならずしもこの並びで授業を進めるわけではありません。お手本をどんどん書き改めていく、画像あるいは音に合わせて書く、などの練習も思案中。

評価方法
提出された作品、授業への貢献度、などを総合して行ないます。

テキスト
 

備考
長い文章を書く必要はさらさらありません。要点をわきまえた簡潔な表現が望ましいので、文法的には中学レベルで十分です。授業に参加することが基本中の基本です。英語を素材にしたモノ作りのクラスだということを理解してください。最後に、パワーポイントか何かで作品集がまとめられればいいな、と考えています。